日本芸術院会員に選出されました。 朝日新聞
音脈Vol.93に、2024年1月14日の東京文化会館チェンバーオーケストラについて、山崎浩太郎さんにインタビューされました。
2023年12月22日
第6回ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールファイナル曲委嘱
2023年8-9月
第52回ENEOS音楽賞を受賞により、新聞紙、音楽誌 各社よりインタビューを受けました。
音楽現代
共同通信
北海道新聞
読売新聞
野平一郎さん・脇園彩さん『音楽の友8月号』 野平一郎さん・脇園彩さん『音楽の友8月号』
野平多美訳、野平一郎日本語版監修の書籍発売
第52回ENEOS音楽賞 洋楽部門本賞 野平一郎
贈賞理由
現代は、ルネサンス時代のように多分野にわたって人並み外れた能力を発揮する万能の天才の出現は難しいといわれる。領域の分化や専門化がより先鋭化し、どれ一つをとっても充実した成果を収めることが容易ではなくなったからである。しかし音楽の多様な分野で超一級の成果を上げ続ける人がわが国にもいる。野平一郎氏は、フランスIRCAMなどからの委嘱作品を始め、その作品が2度にわたって尾高賞を受賞したわが国屈指の作曲家であり、ピアニストとしては、古典から現代までの幅広いレパートリーで、室内楽奏者やソリストとして力量を発揮、近年は指揮者としても活躍の場を広げている。しかもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の詳細な研究書を上梓する音楽研究者でもあり、さらには静岡音楽館AOIの芸術監督や東京文化会館の音楽監督として、館運営のみならず企画にまで優れた手腕を見せるなど、まさに多くの分野にわたって、縦横無尽の活躍を展開している。これまで重ねられてきた稀有の業績とわが国音楽界への貢献を顕彰するとともに、今後のさらなる活躍を期待して、ENEOS音楽賞本賞を贈賞する。
(音楽賞洋楽部門 選考委員会)
店頭に並ぶのは1/18(火)
2021年5月のレコード芸術で、沼野雄司さんが、2003年の作品「ベートーヴェンの記憶」に触れてくださっている。
Il Nuovo e l’Antico. Quattro viole in concerto
2021年5月1日(土)午後5時
2020/21シーズン第13回カンテッリのコンサート
フラテッリ・オリビエリ講堂からのストリーミング
Forever Viola Quartet
Maria Ronchini prima viola
Silvia Rossi seconda viola
Martina Raschetti terza viola
Alessio Lisato quarta viola
progetto a cura di Maria Ronchini
Garth Knox (1956)
Marin Marais Variationen (2007)
Elaborazione su Folies d’Espagne
Yoichi Sugiyama (1969)
Kinderszenen (2017, da Robert Schumann)
opera commissionata dal Museo delle arti di Ohara
prima esecuzione italiana
Ichiro Nodaira (1953)
Ciaccona (2000, trascrizione dalla Partita n. 2 per violino solo di J. S. Bach)
presentazione di Maria Ronchini
東京藝術大学
第三十九回野平一郎「コロナ禍の中での退任の想い」
藝大を退任する大切な1年と思っていたら、新型コロナ・ウィルス感染拡大で、とんでもない年になってしまった。今年考えたことや体験したことは、恐らく一生記憶に埋もれることはあるまい。
さて、御多分に洩れず、今年、特に上半期は多くのコンサートが中止となり、私にとっても夏に予定されていた2つの大きな作品の初演が飛んでしまった。1つは東京オリンピック関係で、和太鼓のアンサンブルとアマチュアの大オーケストラの作品だった。五輪なので、和太鼓とオケで世界の五大陸の音楽を順次演奏していくというとてつもなく困難な注文(!!)だったが、アフリカやオセアニアなど、和太鼓でも演奏できる素材を見つけてはなんとか切り抜けて行った。1-2月にはコロナのニュースを横目で見ながら、まだなんとかモチベーションを保ちつつ作曲を続行していた。3月頭には感染を心配しつつも和太鼓を演奏してくださる林英哲さんの小田原の道場まで出かけ、無事リハーサルが始まり、よしっ、これからだと思った途端中止となった。もう1つは、ここのところ静岡で2年続いてきた委嘱作品の企画で、今年が3年目となる「静岡トリロジー」というオーケストラの3部作。NHK交響楽団が3回も続けて委嘱作品を演奏してくれるという、作曲家にとっては天から幸運が落ちてきたようなプロジェクトだったが、この3作目、最後の40分かかる作品は作曲中に中止が決まった。8月の初演予定だったから、少なくとも5月には写譜屋に渡さないとアウトだったが、再来年に延期が決まった途端、まったく筆が進まなくなった。作品は静岡出身の詩人、大岡信の詩の断片に基いたもので、割と抽象的な方向性、空間と時間を題材にしたもので、自分の今までの集大成を期すものだったが、締め切りをすぎて何ヶ月もかかって最後の二重線を引いた。楽譜が写譜屋に渡っても、果たしてこれで三部作がきちんと終わりまで書けたのかどうかの定かな判断もできないでいる。
このようにWithコロナの生活は、本当に緊張を強いるものだ。人と人とのコミュニケーションを分断してしまうだけなく、人の心理的な内面をも分解しかねない厄介なものである。今年は秋になってもレッスンやクラス授業等オンラインでの実施が主だった。作曲科の若い学生たちは、何とかオンラインについてきてくれて、せっせと作曲した譜面を送ってくれる。彼らとて、先生には打ち明けられない多くの悩みやストレスを抱えているのだろうに、頼もしかった。そんな苦闘は若さの持つエネルギーが吹っ飛ばしてくれる。そんな譜面であり、そんな作曲のアイディアである。彼らはきっとこのコロナが蔓延する新しい生活様式を新しい創造の形に変えていってくれるに違いない。そんな若い藝大生の活動をこの3月で見られなくなってしまうのは、寂しい限りだ。
レコード芸術誌9月号、ベートーヴェン特集ですが、私の青春18Disc前編です。小学校から芸高生あたりの年代によく聴いていたディスク
間宮芳生:エチュードⅣ、Ⅴ、Ⅵ_野平一郎(ピアノ)2005
野平一郎編曲/バッハ:ゴルトベルク変奏曲(セントラル愛知交響楽団)
N響メンバーによる古典派編+野平一郎 新作 静岡トリロジーⅡ「終わりなき旅」
2019年3月24日(日)
- N響精鋭メンバーが奏でるモーツァルト、そして野平一郎新作「静岡トリロジーII」(世界初演)
- NHK交響楽団が、世界的作曲家・ピアニストである野平一郎(静岡音楽館AOI芸術監督)の三部作「静岡トリロジー」を世界初演するシリーズ第2弾。今回はNHK交響楽団のメンバーが古典派を代表する作曲家・モーツァルトの名曲と共にお贈りします。
NHK交響楽団メンバー
野平一郎(自作のみ)
■曲目
W.A.モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
野平一郎:静岡トリロジーⅡ 「終わりなき旅」(公益財団法人静岡県文化財団委嘱作品)
W.A.モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
意気込みを語る野平一郎さん=都内で |
国際的に活躍するピアニストで作曲家の野平(のだいら)一郎さん(65)が、静岡をテーマにした管弦楽「静岡トリロジー(三部作)」を制作している。昨春に一作目を発表、二作目「終わりなき旅」を三月二十四日、静岡市駿河区のグランシップでNHK交響楽団(N響)が演奏する。三部作が完結する来年は東京五輪・パラリンピックの年。JR静岡駅前の静岡音楽館AOIの芸術監督も務める野平さんは「五輪の文化プログラムとして静岡から世界に発信する音楽に」と意気込んでいる。
野平さんは東京都出身。東京芸大大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院に留学。ピアニストとして内外のオーケストラと共演しているほか、フランス文化省などからの委嘱作品など既に百曲以上を発表している。AOIの開館当初から企画委員としてかかわるなど静岡との縁は深く、今回のグランシップからの作曲委嘱を二つ返事で引き受けたという。
三部作はN響とのプロジェクトで、野平さんは「静岡の時間的、空間的壮大さを表現したい」と話す。「駿河湾の深い海から富士山へと押し上がる静岡という大空間、それを育んだとてつもない時間を三部作を通した道のりで表す」構想。「今の自分の作曲の集大成にしたい」と言う。
一作目は約十分の作品で「記憶との対話」と題して昨年三月三日に演奏。N響の弦楽器奏者十二人とチェンバロという小編成で、最後にバイオリンが静岡県の鳥サンコウチョウの鳴き声を奏でた。三部作にはクラシックの歴史も重ね合わせる考えで、一作目のコンサートではバロック編として別にバッハやビバルディも演奏した。
二作目の今回、野平さんは「自分の創作には完成ということがない」として「終わりなき旅」と題した。木管楽器が二人ずついる計約三十人の「二管編成」で、長い旅路でゆっくりと、あるいは素早く移り変わる情景を約二十分の作品で表現するという。静岡の四季をイメージした音色の多様さも聞きどころ。クラシックの歴史ではモーツァルトを取り上げ、交響曲第四十番ト短調などを演奏する。
来年の三作目の詳細は未定だが、編成はフルオーケストラで三十~四十分の作品になる見通し。三部を通しで演奏すると、一時間を超える大作となる。音楽の強弱記号で「だんだん強く」を表す「クレシェンド」のように、「フィナーレは華やかな作品にしたい」と話している。
三月二十四日は午後三時開演。S席五千百円、A席四千百円、就学児以上の子どもと二十八歳以下の学生は千円。未就学児は入場不可。問い合わせはグランシップチケットセンター=電054(289)9000=へ。
(五十住和樹)
間宮芳生オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」
指揮者:野平一郎によるプレトーク 2019年1月27日
Orchestra Nipponica @ Sumida Triphony Hal
Orchestra Nipponica, which specializes in performing tunes composed by Japanese composers, will present two pieces composed by Michio Mamiya, a leading contemporary Japanese composer, on Jan. 27 to mark his becoming 90 years old, at Sumida Triphony Hall in Tokyo’s Kinshicho district.
The concert will feature a semi-stage version of Mamiyia’s 1965 opera “Nihonzaru Sukitoorime” (“Clairvoyant Monkey Painter”), which revolves around a monkey queen, who tries to make her beauty last for ever, and a monkey painter, who tries to express on canvas the reality of a ruler’s power and ordinary people’ life.
The opera, whose libretto was written by poet Hajime Kijima (1928-2004), will be presented for the first time in 53 years since its presentation requires the use of the pipe organ and Baroque and folk instruments like the lute, the recorder and the bagpipe. The libretto, originally a story for children, has been translated into English and Czech. The coming opera performance contains the prologue, the epilogue and eight scenes in one act.
Furthermore, “Interlude for the Queen of Monkey” — Mamiya’s latest piece composed in 2018 at the request of Orchestra Nipponica — will be performed as world premier.
Takashi Otsuki (tenor), Naomi Tasaki (soporano), Kei Harada (baritone), Koji Yamashita (bass-baritone), Tatsuhiko Kitagawa (also bass-baritone) and actor Yasuhiko Nemoto will sing or act on the opera stage. Vocal Consort of Tokyo and Chor June will sing as a chorus.
Ichiro Nodaira, also known as a pianist and composer, will conduct. Tetsu Taoshita will serve as stage director and Kazutoshi Shinomi as assistant conductor.
2018年レコード芸術10月号
「フランス音楽におけるドビュッシー」
特集
フランス音楽におけるドビュッシー……野平一郎
フランス音楽を識るキーワード30……野平多美
管楽器大国フランスを彩る作曲家とその名曲……木幡一誠
古代・中世の芸術とフランス近代音楽……相場ひろ
【記】今井信子_20180813朝夕刊
2018年6月9日収録・7月8日放送 室内オペラ「亡命」について
BACH CANTATAS WEBSITE
Ichiro Nodaira Profile 英語
NHK交響楽団とグランシッNHK交響楽団とグランシップのコラボ企画記事プのコラボ企画記事
NHK交響楽団x野平一郎プロジェクトシリーズ~バロック編
プリペアドピアノ
インタビュー記事 Interview
Heinz Holliger, composer / conductor / judge of Toru Takemitsu Composition Award 2017
野平一郎 ホリガーの《スカルダネッリ・ツィクルス》を語る
©Priska Ketterer
コンポージアム2017では、オーボエ奏者、指揮者、作曲家として活躍するハインツ・ホリガーを「武満徹作曲賞」の審査員に迎え、作曲家ホリガーの集大成といえる《スカルダネッリ・ツィクルス》(1975〜91)を日本初演します。 ホリガーに精通する作曲家・野平一郎氏に、作品の魅力、聴きどころをうかがいました。(2016年12月 東京オペラシティ文化財団)
東京オペラシティArts友の会会報誌「tree」Vol.121(2017年4月号)
野平一郎、ソロ・リサイタルは古典から現代音楽まで“小品の美”をたどるプログラム
エンタメ特化型情報メディアスパイス
インタビュー記事
2016.6.1
瞬間的な美を極める
クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ
インタビュー記事
2016.5.18
ビデオ映像
スコアと演奏「野平一郎編《ゴルトベルク変奏曲》管弦楽版」解説 2/2
インタヴューならびに演奏映像は、2010年11月19日 三井住友海上しらかわホールでの世界初演時に収録したものです
エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲「炎の弦」
都響スペシャルと称して、Steve Vaiをエレキギター、佐渡 裕を指揮に迎えて都響によりプレイされた野平一郎作曲「エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲『炎の弦』」のニュース映像。演奏収録日は’02年7月25日ですが、実際には24~26日の3日間行われています。
レコード芸術誌9月号、ベートーヴェン特集ですが、私の青春18Disc前編です。小学校から芸高生あたりの年代によく聴いていたディスク
間宮芳生:エチュードⅣ、Ⅴ、Ⅵ_野平一郎(ピアノ)2005
野平一郎編曲/バッハ:ゴルトベルク変奏曲(セントラル愛知交響楽団)
N響メンバーによる古典派編+野平一郎 新作 静岡トリロジーⅡ「終わりなき旅」
2019年3月24日(日)
- N響精鋭メンバーが奏でるモーツァルト、そして野平一郎新作「静岡トリロジーII」(世界初演)
- NHK交響楽団が、世界的作曲家・ピアニストである野平一郎(静岡音楽館AOI芸術監督)の三部作「静岡トリロジー」を世界初演するシリーズ第2弾。今回はNHK交響楽団のメンバーが古典派を代表する作曲家・モーツァルトの名曲と共にお贈りします。
NHK交響楽団メンバー
野平一郎(自作のみ)
■曲目
W.A.モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
野平一郎:静岡トリロジーⅡ 「終わりなき旅」(公益財団法人静岡県文化財団委嘱作品)
W.A.モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
意気込みを語る野平一郎さん=都内で |
国際的に活躍するピアニストで作曲家の野平(のだいら)一郎さん(65)が、静岡をテーマにした管弦楽「静岡トリロジー(三部作)」を制作している。昨春に一作目を発表、二作目「終わりなき旅」を三月二十四日、静岡市駿河区のグランシップでNHK交響楽団(N響)が演奏する。三部作が完結する来年は東京五輪・パラリンピックの年。JR静岡駅前の静岡音楽館AOIの芸術監督も務める野平さんは「五輪の文化プログラムとして静岡から世界に発信する音楽に」と意気込んでいる。
野平さんは東京都出身。東京芸大大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院に留学。ピアニストとして内外のオーケストラと共演しているほか、フランス文化省などからの委嘱作品など既に百曲以上を発表している。AOIの開館当初から企画委員としてかかわるなど静岡との縁は深く、今回のグランシップからの作曲委嘱を二つ返事で引き受けたという。
三部作はN響とのプロジェクトで、野平さんは「静岡の時間的、空間的壮大さを表現したい」と話す。「駿河湾の深い海から富士山へと押し上がる静岡という大空間、それを育んだとてつもない時間を三部作を通した道のりで表す」構想。「今の自分の作曲の集大成にしたい」と言う。
一作目は約十分の作品で「記憶との対話」と題して昨年三月三日に演奏。N響の弦楽器奏者十二人とチェンバロという小編成で、最後にバイオリンが静岡県の鳥サンコウチョウの鳴き声を奏でた。三部作にはクラシックの歴史も重ね合わせる考えで、一作目のコンサートではバロック編として別にバッハやビバルディも演奏した。
二作目の今回、野平さんは「自分の創作には完成ということがない」として「終わりなき旅」と題した。木管楽器が二人ずついる計約三十人の「二管編成」で、長い旅路でゆっくりと、あるいは素早く移り変わる情景を約二十分の作品で表現するという。静岡の四季をイメージした音色の多様さも聞きどころ。クラシックの歴史ではモーツァルトを取り上げ、交響曲第四十番ト短調などを演奏する。
来年の三作目の詳細は未定だが、編成はフルオーケストラで三十~四十分の作品になる見通し。三部を通しで演奏すると、一時間を超える大作となる。音楽の強弱記号で「だんだん強く」を表す「クレシェンド」のように、「フィナーレは華やかな作品にしたい」と話している。
三月二十四日は午後三時開演。S席五千百円、A席四千百円、就学児以上の子どもと二十八歳以下の学生は千円。未就学児は入場不可。問い合わせはグランシップチケットセンター=電054(289)9000=へ。
(五十住和樹)
間宮芳生オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」
指揮者:野平一郎によるプレトーク 2019年1月27日
Orchestra Nipponica @ Sumida Triphony Hal
Orchestra Nipponica, which specializes in performing tunes composed by Japanese composers, will present two pieces composed by Michio Mamiya, a leading contemporary Japanese composer, on Jan. 27 to mark his becoming 90 years old, at Sumida Triphony Hall in Tokyo’s Kinshicho district.
The concert will feature a semi-stage version of Mamiyia’s 1965 opera “Nihonzaru Sukitoorime” (“Clairvoyant Monkey Painter”), which revolves around a monkey queen, who tries to make her beauty last for ever, and a monkey painter, who tries to express on canvas the reality of a ruler’s power and ordinary people’ life.
The opera, whose libretto was written by poet Hajime Kijima (1928-2004), will be presented for the first time in 53 years since its presentation requires the use of the pipe organ and Baroque and folk instruments like the lute, the recorder and the bagpipe. The libretto, originally a story for children, has been translated into English and Czech. The coming opera performance contains the prologue, the epilogue and eight scenes in one act.
Furthermore, “Interlude for the Queen of Monkey” — Mamiya’s latest piece composed in 2018 at the request of Orchestra Nipponica — will be performed as world premier.
Takashi Otsuki (tenor), Naomi Tasaki (soporano), Kei Harada (baritone), Koji Yamashita (bass-baritone), Tatsuhiko Kitagawa (also bass-baritone) and actor Yasuhiko Nemoto will sing or act on the opera stage. Vocal Consort of Tokyo and Chor June will sing as a chorus.
Ichiro Nodaira, also known as a pianist and composer, will conduct. Tetsu Taoshita will serve as stage director and Kazutoshi Shinomi as assistant conductor.
2018年レコード芸術10月号
「フランス音楽におけるドビュッシー」
特集
フランス音楽におけるドビュッシー……野平一郎
フランス音楽を識るキーワード30……野平多美
管楽器大国フランスを彩る作曲家とその名曲……木幡一誠
古代・中世の芸術とフランス近代音楽……相場ひろ
【記】今井信子_20180813朝夕刊
2018年6月9日収録・7月8日放送 室内オペラ「亡命」について
BACH CANTATAS WEBSITE
Ichiro Nodaira Profile 英語
NHK交響楽団とグランシッNHK交響楽団とグランシップのコラボ企画記事プのコラボ企画記事
NHK交響楽団x野平一郎プロジェクトシリーズ~バロック編
プリペアドピアノ
インタビュー記事 Interview
Heinz Holliger, composer / conductor / judge of Toru Takemitsu Composition Award 2017
野平一郎 ホリガーの《スカルダネッリ・ツィクルス》を語る
©Priska Ketterer
コンポージアム2017では、オーボエ奏者、指揮者、作曲家として活躍するハインツ・ホリガーを「武満徹作曲賞」の審査員に迎え、作曲家ホリガーの集大成といえる《スカルダネッリ・ツィクルス》(1975〜91)を日本初演します。 ホリガーに精通する作曲家・野平一郎氏に、作品の魅力、聴きどころをうかがいました。(2016年12月 東京オペラシティ文化財団)
東京オペラシティArts友の会会報誌「tree」Vol.121(2017年4月号)
野平一郎、ソロ・リサイタルは古典から現代音楽まで“小品の美”をたどるプログラム
エンタメ特化型情報メディアスパイス
インタビュー記事
2016.6.1
瞬間的な美を極める
クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ
インタビュー記事
2016.5.18
ビデオ映像
スコアと演奏「野平一郎編《ゴルトベルク変奏曲》管弦楽版」解説 2/2
インタヴューならびに演奏映像は、2010年11月19日 三井住友海上しらかわホールでの世界初演時に収録したものです
エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲「炎の弦」
都響スペシャルと称して、Steve Vaiをエレキギター、佐渡 裕を指揮に迎えて都響によりプレイされた野平一郎作曲「エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲『炎の弦』」のニュース映像。演奏収録日は’02年7月25日ですが、実際には24~26日の3日間行われています。
レコード芸術誌9月号、ベートーヴェン特集ですが、私の青春18Disc前編です。小学校から芸高生あたりの年代によく聴いていたディスク
間宮芳生:エチュードⅣ、Ⅴ、Ⅵ_野平一郎(ピアノ)2005
野平一郎編曲/バッハ:ゴルトベルク変奏曲(セントラル愛知交響楽団)
N響メンバーによる古典派編+野平一郎 新作 静岡トリロジーⅡ「終わりなき旅」
2019年3月24日(日)
- N響精鋭メンバーが奏でるモーツァルト、そして野平一郎新作「静岡トリロジーII」(世界初演)
- NHK交響楽団が、世界的作曲家・ピアニストである野平一郎(静岡音楽館AOI芸術監督)の三部作「静岡トリロジー」を世界初演するシリーズ第2弾。今回はNHK交響楽団のメンバーが古典派を代表する作曲家・モーツァルトの名曲と共にお贈りします。
NHK交響楽団メンバー
野平一郎(自作のみ)
■曲目
W.A.モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
野平一郎:静岡トリロジーⅡ 「終わりなき旅」(公益財団法人静岡県文化財団委嘱作品)
W.A.モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
意気込みを語る野平一郎さん=都内で |
国際的に活躍するピアニストで作曲家の野平(のだいら)一郎さん(65)が、静岡をテーマにした管弦楽「静岡トリロジー(三部作)」を制作している。昨春に一作目を発表、二作目「終わりなき旅」を三月二十四日、静岡市駿河区のグランシップでNHK交響楽団(N響)が演奏する。三部作が完結する来年は東京五輪・パラリンピックの年。JR静岡駅前の静岡音楽館AOIの芸術監督も務める野平さんは「五輪の文化プログラムとして静岡から世界に発信する音楽に」と意気込んでいる。
野平さんは東京都出身。東京芸大大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院に留学。ピアニストとして内外のオーケストラと共演しているほか、フランス文化省などからの委嘱作品など既に百曲以上を発表している。AOIの開館当初から企画委員としてかかわるなど静岡との縁は深く、今回のグランシップからの作曲委嘱を二つ返事で引き受けたという。
三部作はN響とのプロジェクトで、野平さんは「静岡の時間的、空間的壮大さを表現したい」と話す。「駿河湾の深い海から富士山へと押し上がる静岡という大空間、それを育んだとてつもない時間を三部作を通した道のりで表す」構想。「今の自分の作曲の集大成にしたい」と言う。
一作目は約十分の作品で「記憶との対話」と題して昨年三月三日に演奏。N響の弦楽器奏者十二人とチェンバロという小編成で、最後にバイオリンが静岡県の鳥サンコウチョウの鳴き声を奏でた。三部作にはクラシックの歴史も重ね合わせる考えで、一作目のコンサートではバロック編として別にバッハやビバルディも演奏した。
二作目の今回、野平さんは「自分の創作には完成ということがない」として「終わりなき旅」と題した。木管楽器が二人ずついる計約三十人の「二管編成」で、長い旅路でゆっくりと、あるいは素早く移り変わる情景を約二十分の作品で表現するという。静岡の四季をイメージした音色の多様さも聞きどころ。クラシックの歴史ではモーツァルトを取り上げ、交響曲第四十番ト短調などを演奏する。
来年の三作目の詳細は未定だが、編成はフルオーケストラで三十~四十分の作品になる見通し。三部を通しで演奏すると、一時間を超える大作となる。音楽の強弱記号で「だんだん強く」を表す「クレシェンド」のように、「フィナーレは華やかな作品にしたい」と話している。
三月二十四日は午後三時開演。S席五千百円、A席四千百円、就学児以上の子どもと二十八歳以下の学生は千円。未就学児は入場不可。問い合わせはグランシップチケットセンター=電054(289)9000=へ。
(五十住和樹)
間宮芳生オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」
指揮者:野平一郎によるプレトーク 2019年1月27日
Orchestra Nipponica @ Sumida Triphony Hal
Orchestra Nipponica, which specializes in performing tunes composed by Japanese composers, will present two pieces composed by Michio Mamiya, a leading contemporary Japanese composer, on Jan. 27 to mark his becoming 90 years old, at Sumida Triphony Hall in Tokyo’s Kinshicho district.
The concert will feature a semi-stage version of Mamiyia’s 1965 opera “Nihonzaru Sukitoorime” (“Clairvoyant Monkey Painter”), which revolves around a monkey queen, who tries to make her beauty last for ever, and a monkey painter, who tries to express on canvas the reality of a ruler’s power and ordinary people’ life.
The opera, whose libretto was written by poet Hajime Kijima (1928-2004), will be presented for the first time in 53 years since its presentation requires the use of the pipe organ and Baroque and folk instruments like the lute, the recorder and the bagpipe. The libretto, originally a story for children, has been translated into English and Czech. The coming opera performance contains the prologue, the epilogue and eight scenes in one act.
Furthermore, “Interlude for the Queen of Monkey” — Mamiya’s latest piece composed in 2018 at the request of Orchestra Nipponica — will be performed as world premier.
Takashi Otsuki (tenor), Naomi Tasaki (soporano), Kei Harada (baritone), Koji Yamashita (bass-baritone), Tatsuhiko Kitagawa (also bass-baritone) and actor Yasuhiko Nemoto will sing or act on the opera stage. Vocal Consort of Tokyo and Chor June will sing as a chorus.
Ichiro Nodaira, also known as a pianist and composer, will conduct. Tetsu Taoshita will serve as stage director and Kazutoshi Shinomi as assistant conductor.
2018年レコード芸術10月号
「フランス音楽におけるドビュッシー」
特集
フランス音楽におけるドビュッシー……野平一郎
フランス音楽を識るキーワード30……野平多美
管楽器大国フランスを彩る作曲家とその名曲……木幡一誠
古代・中世の芸術とフランス近代音楽……相場ひろ
【記】今井信子_20180813朝夕刊
2018年6月9日収録・7月8日放送 室内オペラ「亡命」について
BACH CANTATAS WEBSITE
Ichiro Nodaira Profile 英語
NHK交響楽団とグランシッNHK交響楽団とグランシップのコラボ企画記事プのコラボ企画記事
NHK交響楽団x野平一郎プロジェクトシリーズ~バロック編
プリペアドピアノ
インタビュー記事 Interview
Heinz Holliger, composer / conductor / judge of Toru Takemitsu Composition Award 2017
野平一郎 ホリガーの《スカルダネッリ・ツィクルス》を語る
©Priska Ketterer
コンポージアム2017では、オーボエ奏者、指揮者、作曲家として活躍するハインツ・ホリガーを「武満徹作曲賞」の審査員に迎え、作曲家ホリガーの集大成といえる《スカルダネッリ・ツィクルス》(1975〜91)を日本初演します。 ホリガーに精通する作曲家・野平一郎氏に、作品の魅力、聴きどころをうかがいました。(2016年12月 東京オペラシティ文化財団)
東京オペラシティArts友の会会報誌「tree」Vol.121(2017年4月号)
野平一郎、ソロ・リサイタルは古典から現代音楽まで“小品の美”をたどるプログラム
エンタメ特化型情報メディアスパイス
インタビュー記事
2016.6.1
瞬間的な美を極める
クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ
インタビュー記事
2016.5.18
ビデオ映像
スコアと演奏「野平一郎編《ゴルトベルク変奏曲》管弦楽版」解説 2/2
インタヴューならびに演奏映像は、2010年11月19日 三井住友海上しらかわホールでの世界初演時に収録したものです
エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲「炎の弦」
都響スペシャルと称して、Steve Vaiをエレキギター、佐渡 裕を指揮に迎えて都響によりプレイされた野平一郎作曲「エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲『炎の弦』」のニュース映像。演奏収録日は’02年7月25日ですが、実際には24~26日の3日間行われています。