エクスペリメンタル・コンサート 「クラシックの20世紀」~どこから来て、どこへ行くのか~
作曲家、ピアニスト、指揮者として日本を代表する音楽家の一人、野平一郎の監修によるプログラム。激動の世紀と言われる20世紀の中で、「クラシック音楽」はどのように時代に影響され、また何を時代に与えてきたのか、そして未来の姿はどうなっていくのか。時代のエポックメイキングとなった出来事と音楽作品を取り上げながら、私たちの過去と未来を振り返る。
プログラム
- [1]20世紀の幕開けと音楽(ドビュッシー/シェーンベルク)
- [2]ジャズ・エイジの輝き(ミュージカル/映画音楽/ガーシュウィン)
- [3]ファシズムと戦争の禍(亡命する音楽家/メシアン/プーランク)
- [4]戦争の傷跡からの出発(セリー音楽/ブーレーズ/ケージ)
- [5]夢の未来があった時代(ミニマル・ミュージック/日本万国博覧会)
- [6]進化するテクノロジー(ビートルズ/電子音楽/iPod)
- [7]世紀の終焉と次の時代(冷戦以降の音楽/野平一郎)
- 監修・ピアノ・指揮:野平一郎
- ヴァイオリン:漆原啓子、小川恭子
- ヴィオラ:鈴木康浩 チェロ:辻󠄀本玲
- フルート:高木綾子
- 司会:薗田潤子 ほか